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【解説】SEOとは?基本からSEOへのアプローチまでわかりやすく解説!

公開日:2023年07月07日
更新日:2023年12月28日
【解説】SEOとは?基本からSEOへのアプローチまでわかりやすく解説!

目次

SEOを取り巻く現在の状況

 

SEOに関する情報を調べようと検索すると、すでに多くのブログ記事などが検索結果に表示され、一通りSEOの概要を調べることができます。SEOに関するキーワードのボリュームを調べると、月間2万件前後も検索を集めるキーワードもあり、SEOへの関心の高さが数字上でも伺えます。

しかし、その膨大なブログの中から、自分が今知りたい情報を調査することはできているでしょうか。またSEOに関する書籍含め、その情報の多さに圧倒され、結局SEOとは何なのかを理解するのに苦戦している人は多いのではないでしょうか。さらに、Googleの検索アルゴリズムの頻繁な更新もあり、最新のSEOの情報を知るのに苦戦している人も多いように感じます。

現在は、SEOに関する情報への需要が高く、そのためすでに多くのブログや書籍により情報を入手することができ、一見環境が充実しているように見えます。
しかし、その環境の充実がかえって、SEOに関する情報の混乱を招いているように感じます。

 

今回の記事内容のご紹介

 

今回の記事では、まずSEOとは何かについての基本認識をご紹介します。そして、SEOの舞台であるGoogleの検索エンジンが実現するミッションについてご説明します。また、SEOを理解する事に役立つ2つのアプローチについてご紹介します。

 

SEOとは何かをわかりやすく解説する

 

1.1:SEOとは何か

 

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化のことを意味します。検索エンジン最適化とは、Googleの検索エンジンの仕組みを理解し、その仕組みに沿った対策をサイトに実施することで、検索結果の上位に表示させることを意味します。

基本的に検索結果の上位表示を果たすことができれば、それに伴い検索結果でのユーザーに対するサイトの表示回数が増えるので、それに応じてサイトのURLをクリックする頻度も増えるという事につながります。

 

1.2:SEOの目的

 

では、SEOの目的は何でしょうか。SEOが検索エンジン最適化という意味で、検索結果の上位表示を目指すものならば、検索結果の上位表示が目的というふうに考えることもできます。

しかし、検索結果の上位表示は単なる手段です。本当の目的は、検索結果に上位表示されたサイトへのクリック数を増やし、サイトへのアクセス数を増やす事にあります。

逆にいうと、検索結果での表示回数とクリック数を増やすところまでがSEOの目的と考えるならば、各種SEOの知識はその目的達成のためにある、という様に考えることもできそうです。

 

1.3:SEOの目的から考える【分析ツール】の棲み分け

 

ここでSEOについて考える時に、欠かすことのできないGoogle公式の2つの分析ツールについてご紹介します。

 

①Google Search Console

Google Search Consoleは主に、サイトに流入する前の段階でユーザーと検索エンジンを巡回するロボット(クローラー)の2軸の視点により、分析を行うことを目的としたものです。また、ユーザーの検索キーワードを見ることができるので、そこからページ内のコンテンツ改善などに活かすことも可能です。

 

②Google Analytics4

Google Analytics4は主に、サイトに流入した後のユーザーを分析することが主な目的です。こちらは最近、旧バージョンのUniversal Analytics(ユニバーサルアナリティクス)から、新たにGoogle Analytics4へとリリースされ、その分析視点も大幅な変更が加えられました。

例えば、新しく追加された指標である【エンゲージメント】は、ユーザーのサイト内での興味の深さを表すものとして、Google Analytics4で新しく導入されたものになります。

 

Google Analytics4に関しては、Universal Analyticsとの違いや、その導入方法についてご紹介している前回記事がありますので、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

★【解説】GA4とは?〜UAからGA4の導入・移行を解説!〜

 

1.4:SEO対策は効果的な「web集客施策」

 

web集客施策の一環として、SEO対策を行い検索結果の順位を上げることは効果的です。

一定の検索ボリュームがあるキーワードで作成したコンテンツが上位表示されれば、継続的にwebサイトのアクセスを集めることができます。

コンテンツが検索結果で上位表示できれば、検索エンジンを通じて新しい訪問者や潜在的な顧客を集客する方法として利用可能です。

SEO対策を行うことによって、webサイトを見つけやすくし、価値のある情報を提供すれば、効果的なweb集客施策となります。

 

1.5:SEOとマーケティング

 

SEOは数あるwebマーケティング施策の1つです。そのため、SEOとマーケティングは密接に結びついています。

自社のwebサイトを検索結果で上位表示させることによって、検索エンジンにおける可視性を向上させ、ネット上での存在感が強まります。

ネット上での存在感が強まることで、自社の認知度の向上が期待できます。

SEOはwebマーケティングにおいて重要な施策のため、ネットが普及した現在、自社のマーケティング戦略全体に組み込まれるべきです。

 

Googleのミッション

 

2.1:Googleの行動原理となる考え方

 

普段私たちが使っているGoogleの検索エンジンですが、Googleは常に検索エンジンを使うユーザーの利便性を考えた改善を行っています。

Googleにはその行動原理となる考え方があり、それを10個の事実として掲げています。

 

★【Google公式】「Googleが掲げる10の事実」

 

2.2:検索するユーザーのために

 

今回のSEOのテーマに関係してまとめると、「ユーザーに役立つコンテンツを提供する」という事が、GoogleのSEOに関する核心の考え方になります。

ここからSEOで大事なことは、「ユーザーの役に立つ高品質のコンテンツを作る」ということが言えます。このコンテンツの品質を高めるため、例えばサイトの内側では、関連する記事同士を内部リンクで繋げ、ユーザーの求める情報へのアクセスを容易にする内部対策があります。また検索エンジン側から見ると、高品質な記事だからこそ、外部からのリンクも集まるという考え方に基づき、Googleは外部リンクの多さを、一つのコンテンツの判断基準にしています。

 

「SEO対策は、Googleに従う」

これがSEOを考える上での、最も基本的な考え方になります。

 

SEOへのアプローチ

 

3.1:2つのアプローチ

 

SEOに関する情報はブログや書籍などで多く出回っています。情報が多いことはありがたいことですが、実際にどのようにアプローチすればいいのかについてはそれぞれの情報源で、見解が分かれるところであり、この見解の相違が、SEOを学びづらくする一つの要因ではないかと考えられます。

ここでは、SEOへアプローチする2つの方法について考えてみましょう。

 

①検索エンジン巡回ロボット【クローラー】の動きから考えるアプローチ

 

1つは、検索エンジンを巡回するロボット【クローラー】の動きから考えてみるアプローチです。

まず、検索結果に上位表示させたいページが作成されます。そのページはインターネット上に公開され、URLという住所がつきます。googleの検索エンジン巡回ロボット【クローラー】は、すでにGoogle側で認識しているwebサイトから内部リンクをたどり、そのページを探しに行きます。

そして、そのページがクローラーに無事評価されれば、Googleの検索結果に、コンテンツの質に応じて表示されるようになります。

この中にはGoogleの検索結果にページが表示されるまでに行われる、4つの重要なステップが含まれています。

 

a.URLを発見する

作成したページは、Googleの検索エンジン巡回ロボット【クローラー】に発見されなければなりません。

 

b.ページ内を解析する

発見されたページをクローラーが解析し、Googleの検索結果に表示するに値するかどうかを判断します。

 

c.ページURLが登録される

クローラーにより、無事検索結果に表示するに値すると判断されたページは、Googleの持つデータベースにURLが登録されます。

 

d.ページが検索結果に表示される

ページのコンテンツが評価され、検索結果に順位をつけて表示されます。

 

このa〜dのステップが正しく行われているかをチェックし、どのステップで問題が起こっているかを判断し、問題の起こっている箇所の改善に向けてSEO対策を講じていきます。

これが、Googleの検索エンジンロボット【クローラー】の動きから考えるアプローチになります。

 

クローラーの動きについては「【解説】Googleのクローラーの動きを解説!クローラーの仕組みから対策方法を解説!」で詳しくご紹介しています。

 

②対策の種類から考えるアプローチ

 

こちらのアプローチは、すでにあるSEO対策の【内部・外部】の対策種別から考えるアプローチです。

 

a.外部対策

こちらの方法は、webサイトの外部からSEO対策を行う方法になります。

外部対策の主な目的は、外部から自社webサイトの評価を向上させることで、検索順位の上昇を狙うというものになります。

主な対策方法としては以下になります。

  • 被リンクを増やす
  • サイテーションの獲得
  • SNS活用によるコンテンツの発信

 

b.内部対策

Googleの動きなどから、現在主流になっている方法がこの内部対策であり、ページ単位、あるいはサイト単位の内部向けに対策を行っていく方法です。

対策方法の種類としては、以下のようなものがあります。

  • HTMLのMeta要素(title/description/Hタグ)の最適化
  • 内部リンク構造の最適化
  • E-E-A-Tへの対策
    ※E-E-A-T:「権威性」「信頼性」「専門性」「経験」の有無により、ページ品質を高める対策です。
  • サイト構造をクローラーが巡回しやすいように整理する
  • 構造化データを実装する

 

SEOの外部対策と内部対策については「【解説】SEO対策とは?SEO内部対策・外部対策をわかりやすく解説!」で詳しくご紹介しています。

 

3.2:2つのアプローチでSEOを整理する

 

今回説明した2つのアプローチを用いる事で、SEOをどこから考えているのかを把握しやすくなるというメリットがあります。

SEOのことを調べる時に、上記の2つのアプローチを知っていれば、SEOに対する施策などの分類や考えを整理・理解しやすくなる可能性があります。

また、この2つのアプローチですが、主にクローラーの動きに注目するアプローチはweb上の情報に多く見られ、内部・外部の対策種別に注目するアプローチは書籍に多く見られます。ここも念頭に置きながら、SEOに関する情報を整理していきましょう。

 

3.3:SEOで、絶対にやってはいけない事

 

SEO対策は様々な手法がありますが、キーワードの過剰な使用や低品質なコンテンツを量産は絶対にやってはいけない事です。

キーワードの過剰な使用や低品質なコンテンツを量産するのは、逆効果となってしまい、最悪の場合ペナルティを受けてしまう可能性があります。

意味のないキーワードの過剰な使用は、評価が分散し上位表示ができなかったり、ペナルティを受けたりします。

また、低品質なコンテンツの量産は、検索エンジンの評価も下がり、検索順位が下がります。

SEO対策を成功させるには、「絶対にやってはいけない事」を避け、適切なアプローチを行う必要不可欠です。

 

3.4:SEOの今後

 

Googleの検索エンジンのアルゴリズムは、ユーザーが使いやすくなるために日々アップデートされています。

そのため、今行っているSEO対策が通用しなくなってしまうことは十分に考えられます。

過去の事例としては、2015年に行われたコアアップデートで、モバイルフレンドリーなサイトが一気に検索結果の上位に押し上げられました。

SEOは進化し続ける環境であるため、今後も変化が予想されます。SEO対策を成功させるためには、SEOに関する情報を常に追いかけ、環境の変化に適応することが重要です。

 

最後にまとめとして

ここまで、以下の内容をご説明しました。

 

SEOとは何かをわかりやすく解説する

Googleのミッション

SEOへのアプローチ

 

今回は、SEOとは検索エンジン最適化のことを意味し、Googleのミッションからユーザーに役立つ高品質なコンテンツを作成することが望ましい方向性としてあること、また多くのSEOに関する情報を整理する2つのアプローチについてご紹介しました。

今後、この記事内容を拡張していく予定ですので、気になる方は引き続き覗いてみてください!

 

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