目次
SEO対策を自分で始める!
web担当者になった方は、SEO対策は自分で行えるものなのかと疑問に思った方もいると思います。
結論を言えば、SEO対策についてはネットや書籍などの情報が豊富なため、学習をすれば自分でSEO対策を行うことが可能です。
では、実際にどのようなSEO対策を行えばいいのかをご紹介します。
記事内容のご紹介
今回の記事では、SEO対策を自分で始める方法についてご紹介します。
そもそもSEO対策は自分で行うことができるかについて解説し、SEOを意識したコンテンツを作るためのステップをご紹介します。
ご興味のあるところからご覧頂けます。
1:そもそもSEO対策を自分で行うことは可能か?
1.1:SEO対策を自分で行うことは可能
SEO対策は専門家じゃないとできないと思われてしまうこともありますが、SEO対策を自分で行うことは可能です。
ネット上には、SEOに関する様々な情報が溢れており、ツールも用意されています。
これらの情報やツールを利用することによって、SEOの基本を学び、自分でSEO対策ができるようになります。
SEO対策を自分で行うことによって、コストを抑えつつwebサイトの検索順位を上げることが可能です。
関連記事:SEO対策は意味がないのか?SEO対策を考え直す!
1.2:ユーザーを意識したコンテンツ作りが重要
SEO対策で最も重要なのは、ユーザーを意識したコンテンツ作りです。
Googleは検索エンジンを開発するにあたり「Googleが掲げる10の事実」にて、ユーザーファーストで開発することを明言しています。
そのため、検索結果で上位表示をさせるには、ユーザーが見やすい・使いやすいコンテンツを作るのが大切です。
Googleのガイドラインに沿って、ユーザーのことを第一にコンテンツを作るのが、SEO対策をする上で一番重要となります。
★Google公式「Googleが掲げる10の事実」
2:SEO対策を自分で行うメリットとデメリット
2.1:SEO対策を自分で行うメリットとは?
SEO対策を自分で行うメリットは、施策を速く進められることです。
SEO対策を外注して頼んでいると、外部の担当者とコミュニケーションをとり、どの施策を行うか検討する必要があります。
また、外部の担当者とコミュニケーションをとる必要があるため、スケジュール調整などが必要です。そのため、施策を実行するのに時間がかかってしまいます。
SEO対策を自分で行う場合は、コミュニケーションは社内の関係者だけで済むので、短時間でSEO対策の施策を実行することができます。
このように、施策を社内の関係者だけで決め、短時間で実行できるのがSEO対策を自分で行うメリットです。
2.2:SEO対策を自分で行うデメリットとは?
反対にSEO対策を自分で行うデメリットは、成果が出るまでに時間がかかってしまうことです。
SEO対策を自分で行うとなると、ネットや書籍などでSEO対策について学んでから、自社のサイトに取り入れていきます。
またSEO対策を行なっても、確実に成果が出るとは限りません。成果を出すためには、様々な施策を実行して試行錯誤を重ねる必要があります。
このように、SEO対策を自分で行う場合は試行錯誤を重ねる必要があり、成果が出るまで時間がかかってしまうのがデメリットです。
3:SEO対策を自分でやるなら、コンテンツSEOから始めよう!
3.1:ユーザーを考えたコンテンツSEOが重要
コンテンツSEOとは、ユーザーにとって役に立つ情報を提供するコンテンツを作って、検索エンジンの評価を高めるSEO対策の手法です。
そのため、コンテンツSEOは、検索エンジン最適化の中でも特に重要であり、ユーザーを考えたアプローチが重要です。
具体的には、ニーズを正しく理解し、正しい情報を発信し、ユーザーが満足できるコンテンツを作成するといったことが挙げられます。
先ほどもご紹介した通り、Googleはユーザーのことを重要視しているため、ユーザーを考えたコンテンツSEOを行うことは、SEO対策で成果を出すのには重要です。
3.2:コンテンツSEOを始める上での注意点
コンテンツSEOは、ユーザーが満足できる情報を発信して検索エンジンの評価を高める手法のため、コンテンツの質が悪いと逆効果となってしまいます。
そして、コンテンツの質が悪いと、検索エンジンから評価されず、検索結果で上位表示させるのは難しいです。
そのため、コンテンツの質を上げるにはコンテンツを時折見直し、最新情報に合わせて定期的にリライトや更新を行う必要があります。
また、一度作ったら終わりではなく、コンテンツの質を保つために、定期的にリライトや更新をする必要があるのは注意が必要です。
4:SEOを意識したコンテンツを作るためのステップ
4.1:対策キーワードを探す
SEO対策を行う上で一番最初に行うのは、対策キーワードを探すことです。
検索エンジンを使うユーザーは、検索窓に知りたい情報のキーワードを入力することで検索を行います。
そのため、検索をするユーザーが必要としている情報を提供する必要があり、ユーザーがどのようなキーワードで検索をするのかを考えるのが必要です。
例えば「SEO対策とは」を対策キーワードとするなら、SEO対策についての情報を網羅的にまとめたコンテンツを作成します。
まずは、検索をするユーザーが求めている情報を理解し、求めている情報を正しく書いたコンテンツを作ることが重要です。
4.2:競合を調査する
対策キーワードを決めたら、実際にそのキーワードで検索をしてみて、競合となる記事を調査する事が重要です。
現状で検索上位に表示されている記事は、検索エンジンがユーザーが求めている情報があり、「正解」と評価した記事です。
そのため競合を調査することによって、現在の成功事例や戦略を把握し、自分のコンテンツに取り込むのが大切となります。
競合を調査することによって、現在の検索結果の状況を理解し、自分のコンテンツを作るためのヒントを得ることが可能です。
4.3:構成を考える
競合記事の調査が終わったら、すぐにコンテンツを作り始めるのではなく、まずはコンテンツの構成を考えていきます。
いきなりコンテンツを作り始めてしまうと、内容にまとまりがなくなったりと、ユーザーが読みにくいコンテンツになってしまい、良いコンテンツとは言えません。
コンテンツの構成を考えることは、ユーザーがコンテンツを読みやすくなり、文章構造が整うため検索順位向上にも影響してきます。
適切なコンテンツの構成を考えることによって、ユーザーと検索エンジンの両方が理解しやすくなり、価値のあるコンテンツとなります。
4.4:内容を書いていく
対策キーワードと構成が決まったら、実際にコンテンツの内容を書いていきます。
構成を考えた際に決めたタイトルや見出しに合わせて、情報を整理しながらコンテンツを作っていくことが重要です。
また選んだキーワードを意識しながら記事を書くことによって、自然にキーワードが入り、ユーザーにとっても読みやすいコンテンツとなります。
このようにキーワードを効果的に活用し、情報を正確にユーザーに伝えることによって、コンテンツの評価が上がり、検索順位の向上が期待できます。
4.5:title/descriptionを準備する
コンテンツの内容が書き終わったら、最後にtitleとdescriptionを準備します。
titleとdescriptionは、SEO対策において非常に重要な要素です。
titleとdescriptionは、検索結果に表示される情報であり、クリック率に大きく影響してきます。
ここでは適切なキーワードの使用、魅力的な表現、正確な情報提供を意識して、ユーザーがクリックしたくなるようなtitleとdescriptionを設定することが重要です。
5:コンテンツSEOに役立つツールをご紹介
5.1:「Google Search Console」
Google Search Consoleは、サイトが検索された際のキーワードの確認や、そのキーワードのクリック数やクリック率などを確認できるツールです。
また、作成したコンテンツがGoogleにインデックスされているかを確認することもできます。
このようにGoogle Search Consoleでは、ユーザーの検索キーワードやサイト内のページ単位で、検索結果での表示回数やクリック数、検索順位などを確認することが可能です。
こちらの記事でGoogle Search Consoleの説明をしています。Google Search Consoleについて理解を深めたい方はご一読頂けましたら幸いです。
関連記事:【基本】Google サーチコンソールとは?GA4との違いや基本を説明!
5.2:「Google Analytics4」
Google Analytics4は、サイトに訪問したユーザーについて、分析できるアクセス解析ツールです。
ユーザーがどこからサイトに訪れたのか、サイト上でどのような動きをしているのかを解析・分析することができます。
こちらの記事でGoogle Analytics4の説明をしています。Google Analytics4について理解を深めたい方はご一読頂けましたら幸いです。
関連記事:【解説】GA4とは?〜UAからGA4の導入・移行を解説!〜
5.3:「キーワードプランナー」
キーワードプランナーは、検索キーワードの月間検索回数や、リスティング広告に出稿する際のキーワードのクリック単価の目安などの確認ができるツールです。
さらに、対策したいキーワードがどの程度検索されているのか、関連するキーワードはどのようなものがあるのかを分析することもできます。
キーワードプランナーを利用するためには、Google広告の登録が必要です。
★Google公式「Google広告」
6:SEO対策に役立つ情報をご紹介
次に、自分でSEO対策を行う方に向けて、役立つブログの情報をご紹介します。
6.1:「LANYブログ」
「LANYブログ」は、SEOやオウンドメディアなどのデジタルマーケティングの情報を発信しています。キーワードの調べ方やGoogleの検索エンジンの仕組みまで深掘りして、詳しく説明しています。
6.2:「JADEブログ」
「JADEブログ」は、Google Analytics4やGoogle広告についての情報を発信しているブログです。また、SEO対策に関するフレームワークなどについても説明しています。
6.3:「web幹事」
「web幹事」は、SEO対策からデザイン、ECサイトなど幅広い情報を発信しています。
6.4:「テクノブログ」
弊社のサイトで恐縮ですが、「テクノブログ」では、SEO対策やGoogle Analytics4、Google Search Consoleの設定方法について、ご紹介しています。
7:まとめとして
ここまで、以下の内容をご説明しました。
1:そもそもSEO対策を自分で行うことは可能か?
2:SEO対策を自分で行うメリットとデメリット
3:SEO対策を自分でやるなら、コンテンツSEOから始めよう!
4:SEOを意識したコンテンツを作るためのステップ
5:コンテンツSEOに役立つツールをご紹介
6:SEO対策に役立つ情報をご紹介
今回は、そもそもSEO対策を自分で行うことは可能かについてご説明し、SEOを意識したコンテンツを作るためのステップをご紹介しました。
ユーザーを意識してコンテンツを作成していけば、自分でSEO対策を行うことは可能です。
SEO対策においては、ユーザーのことを第一に考え、コンテンツを作成するのが一番大切となります。
8:御社のお悩み、相談してみませんか?
今行っているSEO対策に、意味がないと感じていませんか?
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