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【解説】Googleのクローラーの動きを解説!クローラーの仕組みから対策方法を解説!

公開日:2023年08月18日
更新日:2023年12月28日
【解説】Googleのクローラーの動きを解説!クローラーの仕組みから対策方法を解説!

クローラーはどのような動きをするのか

 

Googleの検索エンジンでは、クローラーと呼ばれるロボットがサイトを巡回し、サイトの情報を収集することによって検索結果に表示されます。

そしてクローラーがサイトの情報を集め、その情報をもとにサイトを評価するため、SEOにとって重要な役割を持っています。

しかし、クローラーは裏側で動くロボットのため、どのような動きをするのかが理解しにくいです。

このクローラーの動きを理解することによって、サイトの中のクローラビリティを高め、適切なSEO対策が行えます。

 

今回の記事内容のご紹介

 

今回の記事では、Googleのクローラーの動きとクローラー対策について解説します。

まず、クローラーとは何かについて解説し、その後クローラーの動きと、その対策をご紹介します。

 

クローラーとは

 

まず初めにクローラーとは、webサイトのコンテンツを巡回して情報を収集し、データベースに登録する自動化されたロボットのことです。

クローラーはインターネット上に貼られているリンクを辿り、webページを定期的に巡回しています。そして、常にデータベースに最新の情報を登録することで、検索結果に最適なコンテンツを表示できるようにしています。また文章だけでなく、画像や動画などの情報も収集しています。

クローラーはwebページの情報を収集することによって、検索結果にコンテンツを表示しています。そのため、クローラーが巡回しないwebページが検索結果に表示されることがありません。

このように、クローラーが巡回しやすいようにwebサイトを制作することは、重要なSEO対策の施策にもなります。

 

クローラーの動き

 

次に、クローラーがwebページの情報を収集し、データベースに登録され、評価されるまでの流れをご紹介します。

 

1.URLを発見

新しく制作したwebページは、まずクローラーにそのページのURLを発見してもらわなければいけません。

まずクローラーはインターネット上の内部リンクや外部リンクを辿り、新しいURLを発見します。そしてURLを発見した際、データベースにそのURLが存在していないかを確認しています。

また、クローラーにURLを発見させることは、内部リンクや外部リンク以外にも、サーチコンソールのインデックス登録リクエストや送信されたXMLサイトマップからも可能です。

 

2.クロールキュー

次にクローラーが発見したURLは、クロールキューに追加されます。そして内部リンクや外部リンク、XMLサイトマップから発見したURLをリスト化して、クロールの準備をします。

クロールキューに追加されたURLの中から、優先度が高いURLから順番にクロールを行っていきます。

サーチコンソールでは、ページ項目の「検出」の状態がクロールキューに追加されたことを表します。

 

3.クローリング

クロールキューに追加されたURLの中から、順番にクローリングが行われていきます。

クローリングでは、クローラーがwebページの情報を収集していきます。ここで収集される情報はHTMLだけでなく、画像や動画、PDFなど様々です。

そして、クローリングしたwebページをクローラーが解析し、データベースに登録し、検索結果に表示するかどうかを判断します。

 

4.インデックス

次に、URLのインデックスが行われます。

インデックスとは、検索エンジンのデータベースにwebページが登録されることです

クローラーにより検索結果に表示するに値すると判断されたページは、GoogleのデータベースにURLが登録され、検索結果に表示されるようになります。

webページがクロールされ、インデックスされることが、検索エンジンによる集客の基本です。

 

5.ランキング

最後に、インデックスされたページをキーワードごとに、どの順番で表示するかランキング付けが行われます。ランキングとは検索順位のことであり、Google独自のランキングアルゴリズムにより、自動的に順位付けが行われます。

検索順位に関するアルゴリズムは、定期的にアップデートされているため、何が評価基準になっているのかは知る事が難しいです。

しかし、Googleは検索エンジンの開発にあたり、「Googleが掲げる10の事実」でユーザーを最優先することを明言しています。「Googleが掲げる10の事実」から読み取ると、Googleが最も評価するのは、ユーザーが求めているコンテンツと考えられます。

 

【Google公式】「Googleが掲げる10の事実」

 

クローラー対策

 

クローラー対策を行うことによって、クローラビリティの向上が期待できます。クローラビリティとは、クロールのしやすさのことです。

次に、クローラビリティを上げるための対策をご紹介します。

 

XMLサイトマップの送信

XMLサイトマップとは、各ページの最終更新日、更新頻度、クロールの優先順位などが記載されているクローラー向けのファイルです。WordPressの場合は「Google XML Sitemaps」といったプラグインで簡単に作成可能です。

クローラーはXMLサイトマップを参考に、サイト内をクロールしていきます。

XMLサイトマップを作成することによって、クローラーが効率よくサイト内を巡回できるようになるため、クローラビリティの向上に繋がります。

 

内部リンクの設置

クローラーはページ内の内部リンクを辿ることによって、サイト内を巡回していきます。内部リンクが多く貼ってあるサイトは、多くのページにクローラーが辿り着きやすくなります。

さらに関連性の高いページを内部リンクで繋ぐことによって、サイトの網羅性を高める効果もあり、SEO対策においても効果が期待できます。

しかし関連性のない内部リンクは、逆効果になってしまうことがあるため注意が必要です。

 

良質なコンテンツの制作

ユーザーに役立つ良質なコンテンツを制作しないと、クローラーはデータベースにページをインデックスしてくれません。

そのため、SEO対策としてだけでなく、クローラー対策にも良質なコンテンツを制作することは重要です。

良質なコンテンツを制作すれば、基本的にクローラーも巡回しやすくなるため、クローラビリティの向上に繋がります。

 

最後にまとめとして

 

今回は、クローラーの動きとクローラー対策についてご説明してきました。

クローラーによってページがインデックスされないと、検索結果に表示されないため、クローラビリティを上げる事は、重要なSEO対策の施策となります。

またクローラーだけでなく、ユーザーにとっても見やすいページを制作することも重要です。

 

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