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効果が分かりにくい外部対策
SEO対策は、外部対策と内部対策の2つに分けられます。
その中でも外部対策は、内部対策と比べて施策を行っても結果が分かりにくいため、困っているWeb担当者の方は多いのではないでしょうか。
適切な施策を行えば、被リンクやサイテーションが増え、効果のあるSEO外部対策となります。
今回の記事内容のご紹介
今回の記事では、SEO外部対策について詳しくご紹介します。
まずはSEO外部対策の重要性や重要な指標について解説し、その後、具体的な施策方法をご紹介します。
ご興味のあるところからご覧頂けます。
1:SEO外部対策とは?
SEO外部対策とは、どのようなことでしょうか。
SEO外部対策についてと、SEO内部対策との違いについてご紹介します。
1.1:SEO外部対策は被リンクとサイテーション
SEO外部対策とは、外部サイトから被リンクなどを増やす施策を行うSEO対策です。SEO外部対策は、主に被リンクとサイテーションの2つに分けられます。
外部サイトから被リンク被リンクを受けることによって、「ユーザーが評価しているコンテンツ」として検索エンジンに認識され、評価が高くなりやすくなりやすいです。
また、SNSなどで自社サービスについて言及されることによって、認知度が上がるため間接的に検索結果に影響してきます。
この、被リンクとサイテーションを増やすための施策を行うのが、SEO外部対策です。
1.2:SEO内部対策との違い
SEO対策の方法として、外部対策のほかに内部対策が挙げられます。外部対策と内部対策の違いは施策内容です。
外部対策は外部サイトの被リンクなど、外部からの評価をもらうための施策に対し、内部対策はコンテンツの質を上げたりと、自社のサイト内で行う施策です。
SEOの外部対策と内部対策では、目的や施策内容が全く異なるため、両方行うことが重要となります。
★SEO外部対策と内部対策の違いについては「【解説】SEO対策とは?SEO内部対策・外部対策をわかりやすく解説!」で詳しくご紹介しています。
2:SEO外部対策の重要性
Googleは「Googleが掲げる10の事実」にて、リンクを基準としてサイトのコンテンツが重要かを判断していると明言しています。
そのため、被リンクを受けるための施策を行うSEO外部対策は重要なSEO対策です。
外部サイトから被リンクを受けることによって、自社のサイトやコンテンツの評価を上がり、検索順位の上昇が期待できます。
3:SEO外部対策の重要な指標
SEO外部対策は、被リンクの質と被リンクの量の2つが重要な指標です。
たくさんの外部サイトから被リンクを獲得することによって、多くの人から評価されているサイトと判断されます。
しかし、ひたすら被リンクを獲得するわけではなく、自社のサイトと関連性のある外部サイトから被リンクを受けることによって、「良質な外部リンク」と判断され、SEO効果が期待できます。
このように、どちらかが欠けても効果が薄くなってしまうため、SEO外部対策においては被リンクの質と量の両方が重要です。
4:SEO外部対策の注意点
外部リンクの購入や自作の被リンクなどは、「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」違反となるため、絶対に行ってはいけません。
このようにして被リンクを受けるとペナルティの対象となり、検索順位の大幅降下やインデックスからの削除などを受けてしまいます。
ペナルティを受けないようにするためにも、ユーザーの役に立つコンテンツを作成し、被リンクを自然獲得することが重要です。
5:SEO外部対策の方法
SEO外部対策は、被リンクやサイテーションを自然獲得することが重要です。
SEO外部対策の具体的は方法をご紹介します。
5.1:検索意図に沿ったコンテンツ作成
被リンクを自然獲得するためには、ユーザーの役に立つ検索意図に沿ったコンテンツを作成することが最も重要です。
検索意図に沿ったコンテンツを作成することによって、ユーザーが流入しやすくなり、被リンクを受けやすくなります。
また、検索エンジンから高い評価を受けている外部サイトや、関連性の高いサイトからの被リンクが多くなると、検索順位が上がりやすくなります。
検索意図に沿ったコンテンツを作成することによって、ユーザーがコンテンツをシェアしたくなるため、最も重要なSEO外部対策です。
5.2:SNSでシェアしやすいサイト設計
SEO外部対策では、SNSでシェアしやすいサイト設計をすることも重要です。
コンテンツの最初や最後にソーシャルボタンを設置することによって、ユーザーがSNSでコンテンツをシェアしやすくなります。
ユーザーがコンテンツをシェアしたいと思ったら、すぐにシェアできるようにするのが重要です。
SNSでシェアしやすいサイトを設計することによって、ユーザーがコンテンツを拡散し、被リンクやサイテーションの獲得に繋がります。
5.3:SNSを活用する
直接的なSEO効果はありませんが、サイテーションの獲得につながるため、SNSを活用することもSEO外部対策となります。
良質なコンテンツを作成しSNS上で発信を続けていると、自社コンテンツがシェアされるため、サイテーションを増やすことが可能です。
SNSは拡散力は高く、使用率も高いため、SNSを活用してコンテンツの発信をすることによって、認知度の向上も期待できます。
6:SEO外部対策の計測ツール
計測ツールを使うことによって、SEO外部対策の効果などを分析を行うことができます。
SEO外部対策の計測ツールをご紹介します。
6.1:Google Search Console
Google Search Consoleは、Googleが無料で提供しているサイトのパフォーマンスなどを分析できるツールです。
外部リンクされている数やドメインの数、リンクされているページのURLなどを分析することができます。
また、外部リンクの分析だけでなく、検索結果での表示回数やクリック率、順位などを分析することも可能です。
Google Search Consoleだけで検索エンジン上の様々なパフォーマンスを分析できるので、サイトを立ち上げたら最初に導入しておきたいツールです。
★Google Search Consoleについては、「【基本】Google サーチコンソールとは?GA4との違いや基本を説明!」でご紹介しています。
7:SEO外部対策は衰退している?
SEO外部対策は衰退しているという話を聞くことがあります。
過去のGoogleは、現在ほど検索エンジンのアルゴリズムが発達していなかったため、外部リンクが貼られているサイトを「ユーザーが評価しているコンテンツ」として評価し、検索上位に表示していました。
この評価基準を悪用し、外部リンクの購入やページを量産し被リンクを得るなどの手法が多く取られていました。
しかし、現在は検索エンジンのアルゴリズムが発達したため、被リンクに頼らなくてもコンテンツの評価ができます。
検索エンジンがコンテンツの内容を読み取れるようになったため、過去よりも被リンクの効果は薄く、外部対策は衰退していると言えます。
しかし、現在のGoogleも外部リンクを評価基準にすると明言しているため、自然獲得した外部対策は有効なSEO対策です。
8:最後にまとめとして
ここまで、以下の内容をご説明しました。
1:SEO外部対策とは?
2:SEO外部対策の重要性
3:SEO外部対策の重要な指標
4:SEO外部対策の注意点
5:SEO外部対策の方法
6:SEO外部対策の計測ツール
7:SEO外部対策は衰退している?
今回は、SEO外部対策の重要性や重要な指標について解説し、その後、具体的な施策方法や計測ツールをご紹介してきました。
SEO対策において、被リンクやサイテーションは重要な指標となります。
被リンクやサイテーションを自然獲得するためには、ユーザーがシェアをしたくなるような役に立つコンテンツを作成することが重要です。
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