今回はweb解析基礎講座の続きとして、web解析で使う用語について書いてみたいと思います。
web解析周りの単語は聞きかじってはいるけど正確には把握していないという方は、ご参考に一読いただければ幸いです。
web解析の全体像
まずはweb解析の全体像について共有しておきたいと思います。
web解析を考える上での全体像は以下になります。
①流入(広告・自然検索・ブックマーク・SNS・メルマガ・DM)
②サイト内回遊
③コンバージョン(CV:購入・問い合わせ・資料請求・会員登録・サイト滞在時間・訪問別PV)
④リピート
まずユーザーは外部からサイトに「流入」します。
そして、サイト内に入り回遊します。
そのサイトでユーザーの目的が満たされるようであれば、コンバージョンし(サイトの目的達成)、再度必要があれば、ユーザーはリピートします。
web解析の全体像はユーザーの行動に沿って考えられるものですので、比較的覚えやすいものだと思います。
web解析の基礎用語
webに関わる業務をしていると、「離脱」や「直帰」など、多くのワードを目にすることが多いかと思います。目にする機会ごとに検索しては「なんだったっけ??」、を繰り返しているのではないでしょうか。
そこで一度、web解析についての用語をまとめてみたいと思います。
用語集がわりに使ってみてはいかがでしょうか。
ここでは覚えやすいように、かなりざっくり説明します。
■PV(ページビュー)
ページの表示回数です。
■セッション数
ユーザーのサイト訪問数です。
■ユーザー数
サイト訪問者の数です。
■ユニークユーザー数
同じユーザーとして計測された値です。
■新規/リピートユーザー
サイトを始めて訪問したユーザー/再び訪問したユーザーです。
■流入(トラフィック)数
外部・内部からサイトに入ってきた訪問者の数です。
■参照元
直前の経路(チャネル)や直前のページのことです。
■検索フレーズ/ワード
フレーズはテキスト単位、ワードは単語単位です。
■入り口ページ/ランディングページ
最初に閲覧したページです。ランディングには「着地」という意味があります。
■閲覧開始数
ある対象ページが入り口となり、サイトへ訪問した回数です。
■ページ遷移
ページ間を移動することです。
■直帰
最初のページだけを見て離れてしまうことです。
■離脱
サイトから離れることです。
■平均ページ滞在時間
ユーザーがサイトを訪問し、閲覧を終えるまでの平均時間です。
以上が、web解析で使う主な用語になります。
他にも多くの用語がありますが、上記用語を押さえておけば、
web解析の話を聞く際、なんとなく言っていることがわかると思います。
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さて、今回はweb解析の考え方と基本用語について書いてみました。
web解析の基礎になりますので、簡単なまとめとして、確認しておきたいことを書いてみました。web解析について知る第一歩として、お役に立ちましたら幸いです。
弊社Technogramでは、webサイト制作から運用・改善まで一貫して請け負っています。まずは現状のサイトの簡単な分析や改善について話を聞いてみたいなど、どんな小さいことでも大丈夫なので、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
ここまで記事をお読み頂きありがとうございました。
それでは、次回記事までしばらくお待ちください。